涌元古銭について、さらに詳しくご説明します。
古銭の組成は、先ほどの表にもありましたように、初めて世に出た年が621年の開元通宝から1433年の宣徳通宝までです。
これらの古銭はおよそ15世紀の終わり頃に埋められたものと考えられており、日高町で発見された賀張古銭と古銭の組成がよく似ているのが特徴です。
現段階で、成分分析は半分ほど終了しております。