Servletを動かそう(Eclise 2.1 on Fedora Core 1 Linux)

2004/6/1


Tomcatのインストール

  1. メニューから[ファイル]―[新規]―[プロジェクト]を選ぶ。


  2. 左ペインでJavaを選び、右ペインでTomcatプロジェクトを選ぶ。


  3. プロジェクト名を入力する。このプロジェクト名は後に使うので、メモしておくこと。
    プロジェクトの内容はデフォルトのままとする。


  4. Tomcatプロジェクトの設定は、デフォルトのままでよい。
    デフォルトでは、アプリケーションURIはプロジェクト名と同じになる。後にブラウザからwebアプリケーションにアクセスするときに使用するので、メモをすること。
    server.xmlはファイルの更新を可能にすること。このファイルの実体はtomcat5/conf/server.xmlである。


  5. これでTomatプロジェクトは作成できた。左側のプロジェクト一覧にWebApplicatioというプロジェクトが作られたことがわかる。


    WebApplicationの中を見ると関連ディレクトリが作成されていることがわかる。


    WEB-INF/srcはservletのソースファイルを格納するディレクトリ
    WEB-INFの下にclassesがあるclassesはソースファイルをコンパイルして得たclassファイルを格納するディレクトリ


  6. つぎにサーブレット・ワークフレームをつくる。
    [ファイル]―[新規]―[クラス]を選ぶ。

  7. 新規Javaクラスダイアログが表示される。


    名前を入力する。これが新規に作るクラスの名前になる。さらにブラウザからアクセスするwebアプリケーションのURIになる。
    スーパークラスはそのまま入力してもよいが、ブラウズボタンを押すと、スーパークラスの選択支援ダイアログが表示される。


  8. スーパークラスの選択
    サーブレットのスーパークラスはjavax.servlet.HttpServletクラスである。
    型を選択で、httpservlet(部分入力から候補を絞り込むので、全部入力する必要は無い)を入力し、マッチングする型からHttpServletを選択する。


  9. サーブレットの骨組みができた。


  10. サーブレットの動作について記述する。
    サーブレットソースの上でマウスを右クリックする。プルダウンメニューの中から[ソース]を選び、さらに[メソッドのオーバーライド/インプリメント]を選ぶ。


  11. ブラウザからサーブレットにアクセスしたときの動作は、doGetメソッドまたはdoPostメソッドで記述する。
    必要に応じてdoGet,doPostメソッドをオーバーライドする。


    ここでは、例としてdoGetメソッドをオーバーライドする。doGetにチェックマークをつけて、OKボタンを押す。


  12. doGetメソッドが作成された。


  13. doGetメソッドの実体を記述する。
    //super.doGet(arg0,arg1);  この行は削除してもよい   
    arg1.setContentType("text/html; charset=EUC_JP");
    java.io.PrintWriter out = arg1.getWriter();
    out.println("<html>");
    out.println("<head>");
    out.println("<title>Hello Servlet</title>");
    out.println("</head>");
    out.println("<body>");
    out.println("Hello Servlet !!");
    out.println("</body>");
    out.println("</html>");


  14. Tomcat 起動ボタンを押す。


    コンソールウィンドウにTomcatの実行情報がでる。


  15. ???


  16. Tomcatの実行画面(Konqurer)
    Tomcatが正常に動作している


  17. http://localhost:8080/WebApplication/servlet/HelloServletにアクセスする。
    アクセスするURIはhttp://localhost:8080/プロジェクト名/servlet/クラス名になる。
    もちろん実行結果は"Hello Servlet !!"


  18. Tomcatの実行画面が出ないときはプロキシの設定を確認しよう。
    メニューで[設定]―[Konquerorを設定]を選ぶ。


  19. 左ペインでプロキシを選ぶ。
    最も簡単な対策は「プロキシを使用」をはずす。

    どうしても「プロキシを使用」する場合は、「例外」リストにlocalhostを追加する。


  20. Tomcatの実行画面(Mozilla)
    Tomcatが正常に動作している



  21. アクセスするURIはhttp://localhost:8080/プロジェクト名/servlet/クラス名になる。
    ここの例ではhttp://localhost:8080/WebApplication/servlet/HelloServletにアクセスする。
    KonqurerでもMozillaでも"Hello Servlet !!"


  22. Tomcatの実行画面が出ない場合は、Konqurer同様プロキシの設定を確認する。
    Mozillakの場合、メニューで[編集]―[設定]を選ぶ。


  23. 左ペインて[詳細]―[プロキシ]を選ぶ。
    プロキシを使わず「インターネットに直接接続する」を選ぶ。
    プロキシを使う場合は、「プロキシなしの接続」にlocalhostを追加する。



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