課題実験について


課題実験とは
4年生後期に実施する実験です。通常の実験と異なり、1つのテーマについて時間を掛けて取り組むことができます。実験は5回で、6回目に全体発表があります。
実験に使える時間は十分にあるので、普段できないことを試すチャンスです。
評価方法
評価方法は実験室ごとに違います。ここでは高橋の評価方法について説明します。
  1. 出欠
    「ただ出席していればよい」というわけではありません。実験は積極的に参加することが大切です。居眠り、雑談は欠席と同様です。
  2. 定期報告
    1回から4回まで、実験の内容・経過・結果・次回までの課題・次回の予定等をまとめてください。
  3. 室内発表
    5回目は室内発表をします。室内発表の結果、優秀な内容の実験は全体発表に参加することができます。
  4. 報告書
    実験内容がハードウェア系である場合は作品(完成品)と報告書で評価します。
    ソフトウェア系である場合は、作品と報告書に加えて、ソフトウェアドキュメントを添付してください。ソフトウェアドキュメントはソフトウェアのメンテナンスのために必須です。
    内容のある仕事をすれば報告書もそれなりの分量になるはずです。
  5. ボーナス
    オリジナルのアイデアは、高く評価します。他人とは一味違う仕事は、とても貴重です。
    全体発表に参加すると加点します。
項目 着目点
1 出欠 自主性(〜10)、行ない(〜10)
2 定期報告 Homepageをつくる(5point/week)
mailによる報告(添付ファイルによる提出) (2.5point/week)
内容不足(-2.5point/week)
報告なし(点数なし)
3 室内発表 室内発表をする(10) (内容・資料ともにすばらしいときは+10)
プレゼンテーション資料なし(-5)
内容不足(-5) ・ 準備不足(-5)
室内発表辞退(点数なし)
4 報告書 ハードウェア 報告書(1point/page) + 作品
ソフトウェア  報告書(0.5point/page) + 作品 + ドキュメント(0.5point/page)
内容に不十分な点がある場合は、適宜評価する。
作品は、ハードウェア・ソフトウェアともに完成品に限る
5 ボーナス オリジナルのアイデア(+10)
全体発表(+10)

定期報告
定期報告は、Homepageを作っても結構です。さらにHomepageを再編集して室内発表資料に利用することもできます。定期報告のHomepageは高橋研究室からリンクを張ります。
Homepageを作れない学生は、word等で「定期報告書」を作り、mailに添付することができます。定期報告書は再編集して報告書(最後に提出)に利用することもできます。
定期報告書をmailで提出する場合は、高橋と5年生に送付してください。
なお、Homepageやmailのために必要なアカウントはこちらで用意します。

【Homepageを作成する際の注意】
  1. top pageはpublic_html/index.htmlになる
  2. 学生のtop pageは、
    • http://nt.hakodate-ct.ac.jp/~takahasi/students.html (本年度の卒業研究・課題実験のページ)
    • http://nt.hakodate-ct.ac.jp/~takahasi/labo/4j.html  (歴代課題実験のページ)
    からリンクを張ります。
  3. リンクは相対パスで指定すること
  4. ブラウザやOSに依存しないで正しく表示できること

室内発表
室内発表は、全員が行うことを前提にしています。内容的に優れているものは全体発表に参加する権利が与えられます。
なお、準備が不足している場合は、大幅な減点になる場合があります。準備ができていない場合は、辞退とみなす場合があります。

モデルケース

がんばりました(100) 努力しました(80)
1 出欠(20) 自主性(10)
行ない(10)
2 定期報告(20) Homepageをつくる
(5point/week)×4
3 室内発表(20) 室内発表をする(10)
内容・資料ともにすばらしい+10
4 報告書(20) ソフトウェア  
報告書(0.5point/page)
+ 作品
+ ドキュメント(0.5point/page)
5 ボーナス(20) オリジナルのアイデア(+10)
全体発表(+10)
1 出欠(20) 自主性(10)
行ない(10)
2 定期報告(10) mailによる報告(添付ファイル)
 (2.5point/week)×4
3 室内発表(10) 室内発表をする(10)
4 報告書(20) ハードウェア
報告書(1point/page)
+ 作品
5 ボーナス(20) オリジナルのアイデア(+10)
全体発表(+10)