OpenOffice.org 日本語環境
2009/7/1
準備
OpenOffice.org日本ユーザー会(http://oooug.jp)によると、
2009/6/29、OpenOffice.org日本語環境を改善するプラグインを公開したそうです。
プラグインを使用することで、このような効果がある。(OpenOffice.orgドキュメントプロジェクトより一部抜粋)
- IPAフォントをデフォルトのフォントにする
IPAフォントがインストールされた環境であれば、異なるOSを利用していても書式、デザインのくずれないドキュメントを共有できる
- オートコレクト機能のなかで、「すべての文を大文字で始める」をデフォルトでオフにする
- テンプレート、クリップアートが増えた
- MS Officeとの互換性を向上させた(文書等のデザイン再現性が改善された)
対象はOpenOffice3.0以降で、OpenOffice2.xでは保証がない。
準備
デフォルトのフォントはIPAフォントを使用するため、事前にIPAフォントをインストールしておく。
プラグインはsourceforge.jpからダウンロードできる。
firefox http://sourceforge.jp/forum/forum.php?forum_id=19170
実験室内でダウンロードする場合(実験室内に限定)wget http://nt.hakodate-ct.ac.jp/~takahasi/download/linux/OOo/DefaultSettingsForJapanese.oxt
インストール
インストール作業はOpenOffice.orgを起動して、各ユーザが行う。
- メニューバーから[ツール]→[拡張機能マネージャー]を選択する。

- 追加ボタンを選択する。

- 先にダウンロードしたプラグインを選択する。
実験室内では
/home/download/OOo/DefaultSettingsForJapanese.oxtを指定する。

- 拡張ソフトウェアライセンス条項を熟読し、理解する。

- 日本語環境改善拡張機能が追加された。

- 一度、OpenOffice.orgを終了する。次回、OpenOffice.orgを起動後に日本語環境改善拡張機能が有効になる。
IPAフォントがデフォルトのフォントになる。

プラグインを適用した後はオートコレクトのオプションがすべてオフになる。
適用前
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適用後
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