webサーバ性能評価(JMeter)

2010/1/25

webサーバ性能評価

インストール

su -
mkdir Download; cd Download 
mkdir jdk-6u18;cd jdk-6u18
wget http://nt.hakodate-ct.ac.jp/~takahasi/download/linux/java/jdk-6u18-linux-i586-rpm.bin
sh ./jdk-6u18-linux-i586-rpm.bin

echo "export JAVA_HOME=/usr/java/default" >> ~/.bashrc
echo "export PATH=\$JAVA_HOME/bin:\$PATH" >> ~/.bashrc
echo "export CLASSPATH=.:\$JAVA_HOME/lib/tools.jar" >> ~/.bashrc

wget http://ftp.kddilabs.jp/infosystems/apache/jakarta/jmeter/binaries/jakarta-jmeter-2.3.4.tgz
tar xvfz jakarta-jmeter-2.3.4.tgz
cd jakarta-jmeter-2.3.4/bin

LANG=C ./jmeter

設定

1. スレッドグループを作成する。
   
   
   サーバへアクセする条件を設定する。
   • スレッド数　15
     同時にアクセスするユーザは15人
   • ループ回数　10
     テストは10回
   
   
   
2. httpプロキシサーバ
   シナリオを作る。シナリオはxmlで作成してもよいが、Jmeterの機能を使うと簡単なシナリオを作ることができる。
   httpプロキシサーバをJMeter内に用意し、webブラウザからのリクエストを記録し、シナリオとする。
   
   
   記録するリクエストを指定することができる。
   画像(jpg,gif,...)に対するリクエストを除外したいときは、"URL Patterns to Exclude"に"*.jpg"等を記載する。
   Startボタンを押して、httpプロキシサーバを起動する。
   
   
   
3. webブラウザの設定を変更する。JMeter内プロキシサーバをwebブラウザが使用するhttpプロキシサーバに指定する。
   
   
   プロキシを設定する。
   プロキシはlocalhostを指定し、ポートは8080にする。
   
   
   
4. webブラウザがアクセスしたページがThread Groupに追加される。
   
   
   
5. 表示方法を指定する。
   総合的な結果はSummary Reportを指定する。
   
   
   レスポンスの時間変化はGraph Resultを指定する。
   
   
   
6. 設定を保存する。
   
   
   

測定

1. 測定はメニューから[Run]-[Start]を選択する。
   
   
   
2. 総合的な結果はSummary Reportとして表示する。
   
   
   レスポンスの時間変化はGraph Resultsとして表示する。
   アクセス数が増えるに従い、スループットが伸びている。
   リクエストに対して遅延はほとんどないことがわかる。
   
   
   ユーザ数が多くなると、スループットは減少する。
   ほとんどの場合、リクエストに対する遅延はないが、ときどき大きな遅延が発生する。
   さらにリクエストが増えると正しく応答できなくなり、エラーが発生する。
   
   

スクリーンショット

結果