開発ツールを準備

2005/7/20

ソフトウェア開発の第一歩と言えば"Hello World!!"だ。
H8/3069にも"Hello World!!"を出力させよう。

開発に先立ち、「Micro Embeded System/MES Ver2.0」(http://mes.sourceforge.jp/mes2/index-j.html)→「Linux対応ツール」に従い、つぎの各ツールをインストールする。

• Linux 2.6.x(TurboLinux)向け、MES2.0b3専用開発ツールcbar-2.0-tl3.i586.rpm(なくてもよい)
  Eclipseで開発を行う場合はcbarは不要。
• H8対応の GNU binutilsh8-binutils-2.15-1.i386.rpm
• H8対応の GNU gcch8-gcc-3.4.3-2.i386.rpm
• H8対応の Redhat newlibh8-newlib-1.13.0-1.i386.rpm
• MES2.0、H8ユーザプログラム用の GNU binutilsh8-binutils-elf-2.15-1.i386.rpm
• MES2.0、H8ユーザプログラム用の GNU gcch8-gcc-elf-3.4.3-2.i386.rpm
• MES2.0、H8ユーザプログラム用の Redhat newlibh8-newlib-elf-1.13.0-1.i386.rpm

実は、これらツールをインストールしただけでは、開発はできない。
mes2.hなどのヘッダファイルが必要になるが、ヘッダファイルはwingccb3.exeに含まれているだけで、単体で配布されていない。

ヘッダファイルはMicrosoft Windows上でwingccb3.exeを実行した後、改めてコピーすることとなる。これは不便なので、後日、ヘッダファイル他を「開発用ヘッダファイル他」としてまとめることとする。