Arduino IDE (Debian11.3.0)
2022/6/29
方針
Arduino IDE 2.0.R.Cが出ているようだが、インストールのようすとかみたいのでArduino IDE 1.8をお試しした。
のちにESP-WROOM-02/ESP32-WROOM-32E/ESP32-Solo-1の開発環境として評価する。
インストールの方針は
- このユーザだけが使う(他のユーザのことは知らない)
- システムに組み込まない /usr/shareとか/usr/localに書き込まない
- アプリケーションメニューにArduino IDEは不要
Arduino IDE 1.8 インストール
Arduino HomeからIDEをダウンロードする。Linux環境の他にMicrosoft Windows用,MacOS用が用意されている。Linuxは64bits(x86_64)を使う。Raspberry Pi用(ARM 32/64bits)と間違えないように注意する。
#ユーザ権限で実行
cd Downloads
wget https://downloads.arduino.cc/arduino-1.8.19-linux64.tar.xz
cd; tar xf ~/Downloads/arduino-1.8.19-linux64.tar.xz
実行
arudino unoをUSBポートに接続する。
端末を開いて直接実行する。
##ユーザ権限で実行
cd arduino-1.8.19;./arduino
「ライブラリの最新版がある」というので、おまかせで更新した。
arduino unoを探す。シリアルポート/dev/ttyACM0にいた。

サンプルスケッチをつかってもいいが、
サンプルスケッチは長いので、新規作成した。

arduino unoボード上のLEDが周期200mSで点滅している。
このスケッチは~/Arduino/myBlink/myBlink.inoとして保存されている。
myBlink.inoはテキストファイルなのでテキストエディタ等で表示修正ができる。
Arduino IDE 2.0RC
ついでにArduino IDE 2.0 RCをみる。
リビジョン番号をみると2.0.0-rc8。rc8ということはまだいろいろ問題があってリリースに至らずということか。
さらによくよくみると
- 32bit版がない
- ARM版がない
- Linuxはtar.xzではなくzipになった
- AppImageって何?
とりあえずダウンロードしてみよう。
#ユーザ権限で実行
cd Downloads
wget https://downloads.arduino.cc/arduino-ide/arduino-ide_2.0.0-rc8_Linux_64bit.zip
cd; unzip ~/Downloads/arduino-ide_2.0.0-rc8_Linux_64bit.zip
実行
arudino unoをUSBポートに接続する。
端末を開いて直接実行する。
##ユーザ権限で実行
cd arduino-ide_2.0.0-rc8_Linux_64bit;./arduino-ide
第一印象 くろい
色の設定は後々変更するとして

arduino unoを探す。シリアルポート/dev/ttyACM0にいた。

IDE2.0はシリアルポートの指定だけではダメ
この部分が No board selected になったままでは開発ができない。

▽でプロダウンメニューを開いて、Arduino Unoを指定する。

さっきのサンプルに手を加えて

Arduinoには以前ダウンロードしたスケッチが残っているので、通電直後から周期200mSでLEDが点滅している。
点滅周期を修正して、Arduinoが新しいスケッチで動作することを確認する。
arduino unoボード上のLEDが周期500mSで点滅している。
Aruduino(https://www.arduino.cc/en/software)
言語仕様
Language Reference (https://www.arduino.cc/reference/en/)
Arduino 日本語リファレンス(http://www.musashinodenpa.com/arduino/ref/)
Arduinoリファレンス(https://garretlab.web.fc2.com/arduino_reference/language/)
Spiceman Arduino-言語・関数リファレンス一覧
(https://spiceman.jp/arduino-function-reference/)
Arduino言語とC/C++との違い(https://n.mtng.org/ele/arduino/difftoC.html)