appletviewerの文字化け
2007/2/20
appletviewer
JDKをインストールすると/usr/java/jdk1.5.0.x/demo/applets以下にたくさんのJava Appletのサンプルが用意されている。
Java Appletの動作テストは、ブラウザ上でJava Appletを表示することが多い。実際にブラウザ上で使うつもりで開発しているのだから当たり前に思う。
しかし、Java Appletを実行する環境としてappletviewerも用意されている。実は、メモリの消費量はappletviewerのほうが少ない。
サンプルのなかのMoleculeViewer/example1.htmlを実行すると分子模型図が表示される。
メモリの消費量を見ると、firefoxは12.7%であるが、appletviewerは9.4%になっている。

appletview自身はjavaで作られたものであり、JVMの上でappletviewerもappletも動いている。
これに対して、ブラウザでは、ブラウザを起動し、プラグインでjava appletを動かすのだから、メモリがたくさん必要になるのは当然である。
分子模型図
よくみると表示が文字化けして□になっている。(その筋では□を豆腐と称するらしい。)
/usr/java/jdk1.5.0.x/bin/appletviewer /usr/jdk1.5.0.x/demo/applet/MoleculeViewer/example1.html
LANG=Cをつけると、豆腐(□)は解決する。(本当は解決していない・・・)
LANG=C /usr/java/jdk1.5.0.x/bin/appletviewer /usr/jdk1.5.0.x/demo/applet/MoleculeViewer/example1.html
日本語を表示する
FAQでした。本件はFedora Project掲示板(http://bbs.fedora.jp/read.php?FID=8&TID=1479)にありました。
/usr/java/jdk1.5.0.x/jre/lib/fonts/以下に日本語のフォントをリンクします。
mkdir /usr/java/jdk1.5.0.x/jre/lib/fonts/fallback
ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttf /usr/java/jdk1.5.0.x/jre/lib/fonts/fallback
ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-mincho.ttf /usr/java/jdk1.5.0.x/jre/lib/fonts/fallback