Eclipseでiアプリ開発

2009/8/10

統合開発環境

開発に必要なものはそろった。テキストエディタとコンパイルコマンドで開発はできるが、やはり統合開発環境を使いたい。
Javaで使う開発環境というと、NetBeans,Sun Studio Software,JBuilder等いろいろあるが、いままでの経験からEclipseを選択した。
iアプリをEclipse上で開発する際、iアプリはJavaプロジェクトとして扱う。
  1. プロジェクトを作る。通常のJavaプロジェクトと同じである。
    ファイル-新規-プロジェクトを選択する。
    ファイル-新規-Javaプロジェクトを選択してもよい。
    ファイル-新規-プロジェクト

  2. ウィザードからJavaプロジェクトを選択する。
    Javaプロジェクトを選択

  3. プロジェクト名を入力する。
    JREにCDC-1.1/Foundation-1.1を選択する。
    プロジェクト名を入力

  4. 外部JARの追加を選択する。
    外部JARの追加

  5. ~/doja/doja.jarを選択する。
    doja.jarを選択

  6. doja.jarが追加された。終了ボタンを選択する。
    終了

  7. ファイル-新規-クラスを選択する。
    ファイル-新規-クラスを選択

  8. 名前にHelloWorldを入力する。
    スーパークラスを変更するため、参照ボタンを選択する。
    Eclipse

  9. スーパークラスにIApplication(com.nttdocomo.ui.IApplication)を選択する。
    Eclipse

  10. スーパークラスがcom.nttdocomo.ui.IApplicationであることを確認する。
    Eclipse

  11. HelloWorld.javaが生成された。
    ここに追記して、HelloWorld.javaを完成させる。
    Eclipse

    //  HelloWorld.java
import com.nttdocomo.ui.*;
public class HelloWorld extends IApplication{
        public void start(){
                Panel p=new Panel();
                Label l=new Label("Hello iappli !");
                p.add(l);
                Display.setCurrent(p);
        }
}
  12. 503シリーズエミュレータを使うために実行構成を設定する。
    Eclipse

    修正は6カ所ある。
    タブ名前値
    メイン名前HelloWorld
    プロジェクトHelloIappli
    メイン・クラス/home/webmaster/doja/doja.jar
    引数プログラムの引数-g:none -target 1.1 -source1.3 -bootclasspath /home/webmaster/doja/doja.jar
    VM引数-jar /home/webmaster/doja/i-jade-p.jar /home/webmaster/workspace/HelloIappli/bin/HelloWorld.class
    JREランタイムJRE 実行環境CDC-1.1/Foundation-1.1(jdk1.6.0.15)

    Eclipse
    Eclipse
    Eclipse

  13. HelloWorldを実行する。
    Eclipse

    P503iエミュレータが動く。
    Eclipse

  14. EclipseからDoJa-5.1エミュレータを使うための設定はまだできていない。
    Eclipseプラグインをつくることで解決できると思う。後々、検討する。
    DoJa5.1エミュレータを使う手順はコマンドラインから実行するときと同じでよい。 
    cd /home/webmaster/workspace/HelloIappli/bin
~/doja/preverify1.1 -classpath ~/doja/doja.jar HelloWorld
cd output/
jar cMf HelloWorld.jar HelloWorld.class 
echo "LastModified = Mon, 10 Aug 2009 17:00:00" > HelloWorld.jam
echo "AppClass = HelloWorld" >> HelloWorld.jam
echo "AppName = HelloWorld" >> HelloWorld.jam
echo "PackageURL = HelloWorld.jar" >> HelloWorld.jam
echo "AppSize = 585" >> HelloWorld.jam
wine ~/.wine/drive_c/iDKDoJa5.1/bin/doja -i ~/workspace/HelloIappli/bin/output/HelloWorld.jam
  15. ダウンロード用ページ(HelloWorld.html)を作成する。
    <HTML>
<HEAD>
<TITLE>Hello iappli</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<OBJECT declare id="HelloWorld"
        data="HelloWorld.jam"
        type="application/x-jam">
</OBJECT>
<BR>
<A ijam="#HelloWorld" href="notapplicable.html">HelloWorld</A>
</BODY>
</HTML>
  16. サーバへアップロード 3つのファイルをhttpサーバへアップロードする。
    わかりやすく~/publuic_html/i/以下に配置する。

  17. 携帯端末でダウンロード
    http://nt.hakodate-ct.ac.jp/~takahasi/i/HelloWorld.htmlへアクセスする。
    QRcode
    このQRコードはcmanで作成しました
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