超音波センサ

2005/7

センサの性能(データシートより)

• 送信時
  トランスジューサ(送信モジュール)に10[Vrms]の信号を加えたとき、トランスジューサから30cm離れた地点の音圧が115[dB]になる。
  音圧0[dB]は2×10^-4[μbar]  (1[bar]=10⁵[Pa])  であるから、音圧115[dB]では
  P_t = 2×10^-4 × 10^115/20=112.468[μbar]
  になる。
  
  
• 受信時
  センサ(受信モジュール)を94[dB]の音場に置くとき、センサの出力は-67[dB]になる。
  音場が94[dB]であるから、音圧はP_r= 2×10^-4 × 10^94/20=10[μbar]
  このとき、センサの感度は-67[dB]であるから、電圧感度はR= 10^-67/20=4.46684×10^-4[V/μbar]=446.685[μV/μbar]
  データシートにあるように10[μbar]の音圧を受けたとき、センサの出力電圧は4.4668[mV]になる。
  
  
• トランスジューサとセンサを対向させたとき
  トランスジューサに10[Vrms]の信号を加え、30cm離れた地点にセンサを置くと、センサが受ける音圧は112.5[μbar]になるので、センサの出力電圧は
  V_r=112.5×446.684=50237.7[μV]=50.2377[mv]
  
  

インピーダンス