DELL 1720dn (Fedora 7)
2008/7/7
DELL 1720dn ネットワーク対応 両面印刷プリンタ
DELLから激安A4モノクロレーザプリンタを購入した。本体価格\19,980、トナーカートリッジ(リサイクル推進トナーカートリッジ6000)\9,975、合わせて\29,955成り。
これでなんと、MacOS(10.2/10.3/10.4),Linuxにも対応している。
ネットワーク対応だけでなく、セントロニクス、USBも一応ついている。両面印刷もできる。
A4版専用と思えば、なにも不満がない。すぐに買いだ!!
Linuxに対応しているが、「Windows以外のOSは英語版のみ対応し、設定や動作に関する技術サポートは提供されませんのであらかじめご了承ください。」だそうです。
ドライバなどのサポートはDELLに期待していない。自力で解決する。
1720dnの正体
本体を空けてみると、製造元はLexmark社であることがわかった。
ドライバはLexmark社E250DNと互換性があるらしい。
「デル製A4モノクロレーザープリンタ」じゃなかったのか?
Linuxで使う
正体がわかったので、Lexmark社からドライバを入手する。
Lexmark社 Drivers and Downloadsから
http://downloads.lexmark.com/cgi-perl/downloads.cgi?ccs=229:1:0:562:0:0&searchLang=en&os_group=Redhat&target=
-
ドライバ本体(print-drivers-linux-glibc2-x86.rpm)
-
PPDファイル(PPD-Files-LMABJ.tar.z)
を取得する。
必要に応じて
プラグイン(Print-Drivers-LMABJ_DRV.plugin)を取得する。
ダウンロードしたファイルは~/Download/dell/に保存する。
DELL社製プリンタ付属CDにもドライバらしきものがある。これを使用しても良いと思う。
やっぱりDELLの純正ドライバがいいと言う方はSupport.Jp.Dell.Com ファイルライブラリからどうぞ。
http://support2.jp.dell.com/jp/jp/download/document.asp?dn=304790
DELL社ではPPDファイルは配布していませんので、ご注意ください。
実験室専用 ドライバ PPD
インストール1
setup.lexprintを実行するといくつか質問がある。適宜答える。
cd Download/dell
rpm -ivh print-drivers-linux-glibc2-x86.rpm
tar xvzf PPD-Files-LMABJ.tar.z
/usr/local/lexmark/setup.lexprint
インストール2
- セキュリティーレベルを変更する。


- 印刷を選ぶ。

- 基本サーバーの設定にチェックマークを入れて、新規プリンタを選ぶ。

- DELL Laser Printer 1720dnを選ぶ。
プリンタ名はプリンタ識別用の説明なので適当に記入する。空欄でも良い。

- 「PPDファイルを提供する」を選ぶ。
PPDファイルはPPD-Files-LMABJ.tar.zを展開すると得られる。
日本語対応PPDファイルはない。

- PPDファイルを指定する。
「OpenOffice.orgにはISO8859-1」みたいな記述がある。心配なときは、ISO8859-1/Lexmark_E250dn_en.PPDを使用するとよいでしょう。

- PPDファイルがLexmark_E250dnであることを確認する。

- プリンタ名ほかを記入する。


- 「デフォルトのプリンタ」に指定して、「テストページの印刷」を行う。

- 順調に作業が進むと、テストページが印刷される。

OpenOfficeの設定
何もしなくても問題がないようなのだが、Readme-Openoffice.txtの記載に従い、設定をする。


動作確認
動作を確認したツール
- OpenOffice.org2.3 (writer,calc)
- gimp2.4
- Firefox2.0
- gedit2.18(テキストエディタ)
- Qt-Bsch3V(回路図エディタ)
Fedora7,CentOS5.1ではこの方法で動作を確認しました。
現在までにわかっている問題